長男リョウの大学受験を終えて思うこと。
写真は高3の体育祭の伝統行事『Dream』(仮装をしてパレードとダンスをする)でティラノサウルスを選んだ男。
部活引退直後
志望校がC判定。部活・ゲーム・昼寝以外の姿を見たことがなく、定期テストも思わしくなかったので、そうでしょうね、そうなりますよね・・と思っていたら、さすがに危機感を感じたのか自ら「家だと寝たりゲームしたりしてしまうから予備校の自習室で勉強したい」と言い出す。自習だったらわざわざお金払わず家でできるでしょ・・と思いつつ、予備校の授業を受けたいと言われたら月額数万円なので、自習室月額5000円がとてもお安く感じてしまい(笑)「いいよ。勉強できるなら。」と許可。
受験直前
「いい自習室を見つけた。月2万円・・どうにかならないでしょうか・・」と言ってきた。スタートが遅かったとはいえ地道に頑張っているのはわかっていたので、「あと2ヶ月くらいだし気持ちよく頑張れるなら・・いいよ。」と許可。
聞けば同級生のお父さんが娘のために開設した自習室で、席数が限られているため予約待ちなのだという。学校帰りに契約にいくことになり、現地で待ち合わせして中をみてびっくり。カードキーで入室、カーペット貼りで控えめの照明、ウォーターサーバーがあるソファ席、その向こうに仕切られたブースのような机が並ぶ。その机は契約者専用のものとなるので、荷物を置きっぱなしでいいのだとか。何より周りは黙々と机に向かう学生や社会人。とても良い環境かと。
学校帰りに駅の方の自習室へ行き、10時まで勉強する生活。帰宅するとすぐキッチンカウンターに座るリョウに、サラダと飲み物からはじまり、温まった順におかずとごはんとスープを出す。リョウは食事、私が洗い物をしながらお互い今日あったことを話す・・この小料理屋的時間は今思えばとても良い想い出の時間。
生徒会長の重責?を負いながらの中学時代から、ソフトテニスを頑張った高校まで勉強漬けだった6年間。周りが高みを目指す場所のせいか、自分もそれなりのところに行きたいと目標を据え、最後に達成したリョウ。しかも思うようにいかなくてもやさぐれることなく冷静に日々を送っていたような。
怠けたい気持ちに打ち勝ちコツコツ積み上げることができる・・何を目指すにも、この才能が大事なのだといつも思う。持って生まれたものがあってもそれがないとイマイチ。その頃の自分を振り返ると目標も定まらず、メンタルが不安定になり、頑張りきれなかった記憶があるので・・・もう尊敬しかない。
とはいえ、普段のリョウは朝は起きないし、毎日遅刻するし、(してないと言い張るが、あの時間に出て間に合うわけがない。三者面談で先生に聞いたら朝学活のときはいないことが多いですね・・と言われた!!)ゲーム三昧だし、部屋はモノが散乱しているしで・・・この先大丈夫なの?と、勉強の他にも心配しかない印象だったので、おさまるところにおさまってよかった・・
四柱推命で家族をみてもらった時に「長男が心配で・・」というと、「この子は大丈夫です。」と言われり、友人や家族に「リョウがルーズすぎ。何も考えてないような気がして心配・・」と相談しても「リョウは大丈夫じゃない?」と言われたりするたびに、そうなの?信じて大丈夫?って思っていたけれど・・時を経た今、一番達成したいことに集中するあまり、その他が手薄になっていただけなのだな、自分なりに考えている人間だったんだなと。(でも遅刻はダメ!!)
結果が全てではないと言われるけれど、結果をもって分かることもあるという話。
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